きみがくるまで、ぼくはまつよ
きみがこなければいいとさえおもうけど
きみをもとめずにはいられないぼく
きっとぼくはだめなにんげんなんだろう
きみにいわれなくてもそんなことわかってるよ
だからそこからうごかないで
ぼくのそばにはよらないで
ぼくのうでは、きみをとじこめておくためにあるわけじゃない
きみはもう、ぼくとはあわない
ぼくをわすれて、きみのゆきたいところへはしっていって
きみがぼくをわすれて
ぼくがきみをわすれて
すれちがってもわからないくらいはなれて
そういうふうになれたらいいのに
ずっとずっと
むじゅんしたままとまってしまったいまのぼくをさがしにこないで
おろかなぼくにてをさしのべないで
あまえたぼくをそのめでみないで
ぼくのそんざいがきみをのみこんでしまう
ぼくのいかれたモノにきみはのみこまれないで
にげて
ぼくがちゃんとしたぼくになって
きみがもし、まだぼくをおもっていてくれたなら
そのとびらをあけて
ぼくのしにがおをみとってほしい
そのときまで
ぼくは
きみをまつ
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