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しろいからだ よこたわるしたい とじられたまぶた なまあたたかいおんど つめたいゆか ほねをのこして すべてわたしがたべつくしてあげる のこしたほねはきれいにみがいて ひとのかたちにくみあげて わたしのそばにおいてあげる ほら これでもとどおり…? -------------------------------061226
これでわたしたち やっといっしょにいけるのね わたしがべつのせかいからきたこと あなたはしんじていなかったけど これであなたもりかいしてくれるかしら もうこのせかいであなたとわたしがであうことはないけれど あなたがいったさき わたしがおわったあとついていくから ほんのすこしほちょうをゆるめてまっていて あなたのからだをたべて ほんのすこしのあいだ あなたとひとつになるの これはあなたをわたしがわすれないためのぎしき ほんとうはあなたがいきているうちにさわりたかったけど でもたとえ どんなせかいのかたすみでも わたしたちはふれあえないから あなたのそんざいをたべて あなたのいちぶがわたしにまぎれてしまうまで あなたのそんざいがわたしのからだになじんでしまうまで ほんのすこし あなたをかんじさせて そのとき は わたしがあなたをわすれてしまうときだから わたしがおわってしまったら あなたにあいにいけるから それまでは あなたをわすれさせて ねむったあとは いつでも あなたをおもいだせるから おぼえていることはむずかしくて わすれてしまうほうがかんたんだから あなたとわたしがつぎにあうばしょへゆくまで わたしがあなたをおぼえていることはないでしょう わたしがあなたとあうばしょへゆくまで おもいだすことはないでしょう -------------------------------061226 気がオカシクなりそうな時ほど、あたまの中ではさまざまなコトバが入り混じって、さいしょがおわりになるときには、いくつもの矛盾が生まれているのに、それすら内包して、わたしは自己完結してしまう。 -------------------------------070316 前日につづき、彼の人にあてた追悼文に似せた恋文のようなものです。 死した人への想いを、自分の中でひとまず納得させるには、カニバリズムのような儀式も必要だったにちがいありません。 ------------------------------- 余談ですが、10月 31日 (Halloween) の誕生花は「まゆみ(真弓)」 花言葉は、 「あなたの魅力を心に刻む」 だそうです。 PR |
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